股関節痛情報館

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単純性股関節炎

単純性股関節炎は、小児期に多いそれほど珍しくない一過性の股関節の病気です。単純性股関節炎の好発年齢は3~10歳(6・7歳がピーク)で、女の子よりも男の子にやや多く見られるのが特徴です。単純性股関節炎の原因は不明です。だだし、風邪を引いた後に発症しやすいことから、自然な免疫反応ではないかといわれています。活発に動いた後や少し激しい運動の後にも発症することがあります。

単純性股関節炎の症状は、小児期に発症する他の股関節疾患の発症初期の症状が似ていることから、注意深い経過観察が必要な股関節疾患です。単純性股関節炎の多くは、数日安静にして様子を見ることになります。単純性股関節炎ならば、痛みが出てから10日~2週間で自然に治ります。
痛みなどの症状が改善しない場合は他の股関節疾患が疑われます。小児が発症する稀な股関節疾患で早期発見早期治療が重要とされる化膿性股関節炎やペルテス病との鑑別が必要です。迷わず整形外科を受診することをお勧めします。

単純性股関節炎の症状

  • 熱はなく、あっても微熱程度
  • 急性・亜急性の発症で、股関節痛(太ももや膝が痛いと訴えることも多い)・跛行(足を引きずる)・歩行困難が見られる
  • 股関節の動きに制限がある(O脚・がに股)
  • X線検査(レントゲン)では骨や軟骨の変化は見られない
  • 超音波検査やMRIで、関節液の貯留が認められる
  • 2週間程度で症状が軽くなる

単純性股関節炎の治療

安静が基本になります。痛みが酷い場合は、痛み止め(消炎鎮痛剤)の投与や入院による加療が行われます。関節に溜まった関節液も自然に減少し、後遺症が残ることもなく、予後は良好です。

 - 子供の股関節の病気

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